1950s/'60s Teen Rock'n'Roll
&
Rock-A-Billy
= a - z =

bikers
<<< PREV. <<< MENU NEXT >>>

us

p/s
PAUL CURRY
USA, Cotton 7" (1007) © 1962
454545
Route 66
b/w Honey Suckle Rose

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

インフォが乏しく詳細不明ですが、1960年代前後も含め10年以上のセッションワークには Dale & Ronnie Hawkins, Freddy Cannon などの名前も挙がり、"The World's Greatest Unknown Guitarist(世界最高の無名ギタリスト)" の異名を持つRoy Buchanan(ロイ・ブキャナン)の初期セッションワークの一枚のようです。

トム・ジョーンズ系の張りと艶のある声、ある意味正統的な歌唱法のポール・カリーによって歌われる、Nat King Cole のヒットで知られるジャズ・クラシック "Route 66"、そして Fats Waller 作ジャズ・スタンダードの "Honey suckle rose"、一歩間違えば面白味のない凡百のオールディーズ・スタイルに成り下がってしまいそうな微妙なこの歌い手を、メリハリの効いたリズム隊と自己主張の強い強烈なインパクトを放つロイ・ブキャナンのギターが見事にサポート、ちょっぴり大人を感じるビターな味わいのワイルド・ロカって感じに仕上がってます。"ルート66" に挿入されたエンジンの爆音とホイールスピンの音がより気分を高めてくれます、、やっぱアレンジって重要ですね。

Apr. 2004 monaural66

v/a ...
up
p/s
MEL McGONNIGLE
USA, Rocket 7" (101) © 1958
USA, Rocket 7" (101) © 1990s
4545454545
Rattle Shakin' Mama
b/w Cheryl Baby

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

激鬼ワイルドB級ハッタリ・ロカビリアン Mel McGonnigle(メル・マッゴーニグル)唯一のシングルで、一発でかい花火打ち上げてやったぜ的自己満足感がズシッと感じられる珍品。

いやいや、しかし、この恐れを知らない、世界は俺のモノ的大胆不敵な歌いっぷりは何時聴いても惚れ惚れします。v/a Sin Alley vol.1 にも収録された "Rattle shakin' mama" は、いわゆる名曲羅列系のコケオドシ・ソングで、"Hound dog", "Treat me nice", "Morning, noon & night", "That'll be the day", "Slippin'n slidin'", "Long tall Sally", "Maybelline", "Baby doll", "Be-bop-a-lula" 他、これら素敵な曲名が、ほとんど意味を持たないラヴソングにこれでもかと強引に挿入されるという、一発屋にはありがちなパターンです。それにしても、正確なスコアなんてくそっ食らえとばかりの超マイペース振りというかわがままな歌いっぷりには、思わず "あんたは輪唱の2番手か?" とでも突っ込みたくなるところですが、、間違いなくある意味大物です、彼は。B面のグーフィーな歌いっぷりのティーンバラッド "Cheryl baby" のシェリルはきっと実際の彼女で、本人目の前にして聴かせてたんだろうなぁ、迷惑も顧みず、いや、メル素敵よ、なんてバカップルだったかも。

Apr. 2004 monaural66

v/a Sin Alley vol.1
up
p/s
MAD MIKE & the MANIACS
USA, Hunch 7" (345) © 1961
4545454545
The Hunch
b/w Quarter to Four

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

彼らについては全くノー・インフォですが、このクレイジー・ティーン NY ガイズが残した唯一の2サイダーに感謝!

♪レッツ・ドゥ・ダ・ハンチ!しゃがれ声で喉が潰れんばかりのシャウト、単調に乱暴にブロウするサックス、激しくラフにストンプするリズムが渾然一体となってフロアを揺らすクレイジー・ストンピン・チューン!体のほてりが治まりません。"ザ・ハンチ" をテンポダウンさせた様な裏面の "4時15分前" では、何があるやら、よっぽど心待ちにしていたのか曲中楽しげに執拗に "4時だ!" と連呼しながらはしゃぎまくるパーティーな雰囲気と、そこへ切り込む怪しげなムーディー・ブロウ・サックスとのギャップが新たな魅力を醸していてストリップ・パーティー・チューンな仕上がりに、もうホクホクです。

Nov. 2003 monaural66

v/a Scum of the Earth (vol.1)
v/a The Big Itch vol.3
v/a Sin Alley vol.3
v/a Purple Knif Show
up
p/s
BUDDY MILLER
USA, Vem 7" (45-9224) © 1959
USA, Vem 7" (2226) © 1960
USA, Band Box 7" (#322) © 1962
45454545
Teen Twist
b/w Those Two Brown Eyes

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

1958年から63年までに5枚のシングル(セカンドプレス/再発は除く)リリースが確認できるが、実質2年程度の活動だったと思われるロカビリアン バディ・ミラーの4枚目に当たるシングルです。

"Teen twist" は、ノヴェルティ・ストリップ・インストロ集 v/a Las Vegas Grind vol.1 にもアクセント的に挿入されてる、ギターブレイクがカッコいいミッドテンポのワイルド・ロッキン・ロカ。フリップサイドは、お決まりコースのティーン・バラッドです。

Apr. 2004 monaural66

v/a Las Vegas Grind vol.1
up
p/s
PORTUGUESE JOE (with the Tennessee Rockabillys)
USA, Surf 7" (SR5018-45) © 1957
45454545
Teen Age Riot
b/w Star Light Star Blight

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

1957年に2枚のシングルを残して消えてしまったノヴェルティ・ロカビリアン ポーチュギーズ・ジョーのセカンドです。

v/a Sin Alley vol.3 に収録されてるノヴェルティ・フロリック・パーティー・ロカ "Teen age riot" で初めて彼の音に触れた時は、あまりのリズム感の素晴らしさに笑いのツボをノックアウトされてしまったけど、アレンジとザ・テネシー・ロカビリーズの演奏は文句なくカッコいいです、、とは言え、彼のコミカルな歌い回しと大胆なリズムの踏み外し加減がより魅力を引き立たせているのは紛れもない事実。フリップサイド "Star light star blight" は、ジャズ・フレイヴァーが仄かに香るヴィンテージ R&B といった趣き。

尚、デビュー盤の、♪テケテケツンツンテンテンタ〜ン、と、いかにもチャイナなイントロで幕を開ける、軽やかなピアノとともに転がるチャイナ・ノヴェルティ・ロカ "Miss ping pong" も、ウキウキ楽しいナンバーだけど、ここでもヴォーカルのリズム感は言わずもがな。

Apr. 2004 monaural66

v/a Sin Alley vol.3
up
p/s
JETT POWERS (with Vince Parlo & the Raunch Hands)
USA, Design 7" (DSR-811) © 1958
USA, Design 7" (DSR-811) © cir.1990s
45454545
Go, Girl, Go
b/w Teen Age Quarrel

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

クールです!このジェット・パワーズという人は後に P.J. Proby へと改名するんですが、こっちの方が世間一般では有名ですよね。が、しかし、ここ日本でも1960年代にジェット・パワーズ名義で残した音源の編集盤がリリースされてたほどなので、この頃の彼も結構有名かもしれませんね。この California License というアルバムは、P.J.プロービーでブレイク後に発掘作品として発表されたものだと思うんですけど、これはまたアルバム紹介の方で。

A面 "Go girl, go" は、Cramps やスウェーデンの Nomads に "Come back baby" としてカヴァーされたり、v/a Born Bad vol.3 にも収録されてるので結構有名曲。プリミティヴにストンプするドラムとバランスおかしいぞってぐらい主張するギターがとても魅力的なクール・ロカ・ストンパー!B面 "Teen age quarrel" は、ティーン・バラッド。

Apr. 2004 monaural66

v/a Born Bad vol.3
up
p/s
TONY and the MONSTROSITIES
USA, Crypt 7" (CRY-107) © 1980s
45454545
Igor's Party
b/w Igor's Lament

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

Crypt 初期発掘リリース作品の一枚、同レーベルからの怪物ロックンロール・コンピ v/a Monster Rock'n'Roll にも収録されてるトニー&ザ・モンストロシティーズの単独7インチです。ジャケつきだったかどうかは判らないけど、手持ちの盤は素っ裸です。

フランケンシュタインではなく Igor(イゴール)ってところが一味違いますね。とにかく、グループ名から曲名から歌詞まで全てがモンスター一色、、夜な夜なロックンロールバンドを発掘するイゴール、そして、フランケンシュタインのお城にドラキュラやミイラらを招いて開催されるロックンロールパーティー、、この一曲の為の企画バンド臭がプンプン。

"イゴールのパーティー編" と "哀悼編" は、それそれ歌入り版と歌をトレブリーサックスに置き換えたインストロ版となっており、イントロ部分は、"ジャック・ザ・リッパー"、もちろん女性の金切り声入りです。おとぼけ男性ボーカルと華やかな女性コーラスが織り成す妙、ミッドテンポでゆったりマッシュしてボップするノヴェルティ・モンスター・ロックンロールWサイダー。

Apr. 2004 monaural66

v/a Monster Rock'n'Roll
up
p/s
the WEBS
USA, Lite/Seg-way 7" (9004) © early-mid 1960s
45454545
Lost (Cricket in My Ear)
b/w Lost

> Info.

> Profile

> Ref.

> Review

彼らに関してはノーインフォで、どこを探しても素性など全くわからないんですが、同レーベル近隣カタログ#に Nat Kendrick のリリースが確認できる事から R&B 系レーベルとの推測も立つんですが、推測の域を出ません。

"Lost" は、めちゃめちゃ楽しいラフなノヴェルティ・インストロ。"Blue skies" は、サーフではおなじみアーヴィン・バーリン作ジャズ・クラッシックのあの曲で、彼らも例に漏れずインストロ仕立て、いい曲です。

Apr. 2004 monaural66

v/a ...
up
<<< PREV. <<< MENU NEXT >>>
all text & web site design by monaural66
copyright © since 2003 TEEN-A-GO-GO!!!™ all rights reserved.
inserted by FC2 system