"Trans-World part 4 Asia"
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cute chick

hong kong

p/s
The HI-JACKS
Hong Kong, Diamond 7" (D.231 X 45) © 1960s
45454545
Pa Pa Ou Mau Mau [Papa-Oom-Mow-Mow]
b/w The Monkey Time

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ネットで偶然探し当てた1枚だが、こんなグループ名だからだろうか?送金後長期間音沙汰なく空輸途中ハイジャックされてしまったかとすっかり諦め忘れ掛けてた半年後やっと手にする事が出来た曰く付きのブツ。半年後に見たこのジャケはそりゃもう感動もひとしおだった。

内容はさておきこのジャケ欲しさで入手したブツで、Revingtons "Papa oom mow mow" のカヴァー "Pa pa ou mau mau" は、Bunnys "Let's go shake(レッツ・ゴー・シェイク)" 並みでもいいやと音的にはあまり期待してなかったけど、これがどうして、原曲に忠実なクレイズ&ロッキンでダンシングなヴァージョンでアーリー・シックスティーズっぽいスカスカ・サウンドとサヴェージ&クレイジーなヴォイスがいかしてます。Curtis Mayfield "Monkey time" のカヴァーも忠実ながら少々ラフな感じでこれまたいける。

購入時の説明を信じてフィリピンのカテゴリーに入れてたけど、Diamond レーベルというのはどうも香港のレーベルらしいのでこちらに移しました。とは言え、Diamond がディストリビューションしたフィリピン・バンドって可能性もあるので、このバンドについて確かな情報をお持ちの方ご連絡お願い致します。(Sept. 2004)

Jul. 2002 monaural66

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p/s
The REYNETTES / Kowloon Hong Kong
Hong-Kong, Columbia/EMI EP (ECHK-506) © 1966
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Kowloon, Hong-Kong
Rescue Me
b/w Bei Mir Bist Du Schon
This Little Boy

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From : Philippine | Act : Kowloon, Hong Kong / Taiwan / Japan
Area :
Period : July 1963 ~

Main Crew

Luzviminda Reyes
Baby Reyes
Rosa Reyes
Jeanette Reyes
John Reyes

Line-up
・1963/07 ~ : The Reynettes
Luzviminda Reyes, Baby Reyes, Rosa Reyes, Jeanette Reyes, John Reyes

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1963年から活動を始めていた香港の兄弟姉妹から成るファミリー・グループで、プロデューサーはもちろん親父、ナイトクラブなんかで演奏を始め、ラジオ、TV 出演と人気グループにのし上がり、その活動は地元香港だけに留まらず、台湾、フィリピンそして沖縄、大阪、東京と、アジアではかなり名の知れたグループだったようで、ひょっとすると日本国内盤も出てたかも。

これは1966年にリリースされた 2nd EP で、彼女らの持ち味スウィンギン・シックスティーズなサウンドが楽しめます。

チャイナサウンドと言えば 'グワァ〜ン' のドラでしょう、1曲目のタイトルナンバー "九龍香港(カオルーン/クーロン・ホンコン)" は、正に世界的なチャイナのイメージで、'Chop Suey Rock' な出だしのポップコーンなスウィンギン・リズム&ブルーズ Fontella Bass "Rescue me" のカヴァーは、'Girls in the Garage' な仕上がり、所々入るハンズクラップがいい感じです。裏面の "Bei mir bist du schon" は、少々ザ・ビーナッツ "恋のバカンス" 調のオリエンタルムード漂うミッドテンポのマイナーキー・ビート。

Jul. 2002 monaural66

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japan

p/s
BITO ISAO (with Jackey Yoshikawa & his Blue Comets)
尾藤イサオ (with ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)
Japan, Toshiba 7" (TP-1103) © 1965
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悲しき願い [Don't Let Me Be Understand]
b/w シンキング・オブ・ユー・ベイビー [Thinking of You Baby]

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この頃の彼ってカッコ良かったんだね。もろロケンローな出で立ちではあるが Animals, Dave Clark Five と、両面とも英国に侵略されてます。それからこの頃の洋楽カヴァーってのは全て下手っぴな英語かサビだけ英語、そしてここで聴けるような全て日本語に分かれるけど、トランスワールドパンク聴くようになってから全て日本語って奴により魅力を感じるようになったのは自然の成り行きかな。

面白さの点では "悲しき願い" だけど、日本語わからない海外のコレクターにはやはりエキゾチックな語感+ノリのよさで "シンキング・オブ・ユー・ベイビー" のウケがいい。

なかなか GS に興味持てなかった僕に GS の面白さを教えてくれたトランスワールドパンクに感謝!それにしても家にはホント GS 音源少ないな。

Jul. 2002 monaural66

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p/s
SATO NOTO (サトー・ノト)
Japan, Express/Toshiba 7" (EP-1124) © 1968
Japan, Express/Vivid 7" (VSEP-808) © 1995
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ドッキング・ダンス [Docking Dance]
b/w 太陽のほほえみ [You and Sunshine]

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裏の説明読むと、当時最先端ながら超チープなリズムボックスのチャカポコ・サウンドをバックに1人でステージに立っていたらしいパンクな野郎で、やってる曲も "ブッ込みダンス" っすよ、パンクでファンキーなハズレ具合が堪らない魅力を感じさせます。フリップサイドの "太陽のほほえみ" は、いまだにエンディングを聴いたことがない・・・ そんな曲だけど、"ドッキング・ダンス" は、「ブラッキーな奴、サトー・ノトの最新ダンス・ナンバー!」 の宣伝文句に偽りなしのダンス#っす。分厚いファズギターに導かれ豪華サックスも飛び出し、彼の恋に狂った無限の叫びがパンキー・ファンキー・サウンドに乗せてブラッキーに吐き出される、僕の数少ない GS 物の中でも特にお気に入りの1枚。ブッ込みダンス聴きながらフロアでベッドで踊り狂っちゃえ!

Jul. 2002 monaural66

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p/s
TERAUCHI TAKESHI & BUNNYS (寺内タケシとバニーズ)
Japan, Seven Seas/King 7" (HIT-713) © 08/1967
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悪魔のベビー(悪魔のベイビー) [Little Devil]
b/w ストップ [Hey! You Stop!]

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昔の手書き文字ってホント味あるよなぁ "悪魔のベビー" そしてこのタイトルを裏切らない曲のイントロは、地獄から噴き出すマグマの如く瞬発的に爆発を引き起こすファズギターが想像を絶する凄さだ!更に曲中オブリで入る寺内のギターが v/a New England Teen Scene vol.3 のオープニングを飾る Euphoria's ID "Deception's ice" を髣髴とさせるとこなんかもう正にガレージパンク!

B面曲の "Stop" もファズ・ナンバーで、ブレイク直前の合言葉になってるのがこのタイトルの意味です、ありがちです。むかし名古屋のハックフィンっていうライヴハウスの当時の店長がやっててよく対バンしてむちゃ好きだったプログレッシヴ・ヘヴィな、その名も 'こわれもの' ってバンドが "Cut" って曲やってたけど、この合言葉で次々曲調が変わってくの、あれはカッコよかったなぁ、それに比べ "Stop" のショボさときたら・・。

Feb. 2003 monaural66

v/a Sixties Japanese Garage Psych Sampler
V.A. Banzai Freakbeat
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