Fifa World Cup GERMANY 2006

ツイスト de キーック! June 9th 2006
~ July 9th 2006

Last updated : June 24, 2006
03:30, Japan time
(Germany one + 7h)

Report

(All the text by monaural66)

Group League (Stage One)

6-23(sat)

【グループリーグ:第3試合目】
トーゴ(Tog) vs. フランス(Fra) 【G】

6-23, Tog - Fra, Cologne

FRA
後半09分:Patrick Vieira パトリック・ビエラ MF
後半15分:Thierry Henry ティエリィ・アンリ FW

決勝トーナメント進出に黄信号が灯ったフランス、いくらトーゴ相手とはいえ気が気ではなく、地上波で中継があったスイスX韓国戦観ながらパソコンではこっちの速報もチェック、前半0-0で折り返しの速報には参ったけど、後半ビエラの先制点に続きアンリにも追加ゴール!

トーゴXフランスが2-0のまま終了し、スイスX韓国戦で韓国が破れた為フランス辛くもグループリーグ突破!いや良かった良かった。

【グループリーグ:第3試合目】
スイス(Sui) vs. 韓国(Kor) 【G】

6-23, Sui 2-0 Kor, Hanover

SUI
前半22分:Philippe Senderos フィリップ・センデロス DF
後半33分:Alexander Frei アレクサンダー・フレイ FW

2試合目までの結果グループG

1stハーフはややスイス優勢で、得点は22分、FKからゴール前ヘディングの競り合いでセンデロスがチェ・ジンチョルを上回り豪快にゴールへ叩き込む!しかし、この競り合いで2人が額を割り両者かなりの流血。その後スイス優勢が続き幾つかゴールチャンスはあったものの追加点は奪えず、このまま折り返し。

2ndハーフは、韓国優勢でゲームが進むもなかなかゴールが割れず、そうこうしてる内に33分、韓国最終ラインの裏へ抜け出たフライがキーパーを交わしゴールへ流し込み、待望の追加点!・・・しかし、アシスタントレフェリー(ラインズマン)がオフサイドの判定で旗を挙げてたもののレフェリー(主審)はゴールの判定、、、リプレイ見るとオフサイドなんたよなぁ、こんな大事な試合で得点面で劣勢だった韓国にあの判定は酷だ、、、ん〜どうなんだ?後日問題になりそうだな、こりゃ。

試合はそのまま終了し、数分前に終了したフランスXトーゴ戦で、フランスが2-0で勝ったため韓国は2次リーグへ進めず。

結局アジア勢全滅だったか、なべやかん似のイ・チョンスがかなりチャンスメイクしたりいいシュート打ったりしてたんだけど、あと一歩だったなぁ、残念。あと、後半途中で入ったアン・ジョンファンのシュートはもちろん、劣勢な局面を一本のパスで優位に持ち込むような、センスいいパッサー振りもアピールしながらチームの雰囲気変えるから凄いよ。

【グループリーグ:第3試合目】
ウクライナ(Ukr) vs. チュニジア(Tun) 【H】

6-23, Ukr 1-0 Tun, Berlin

UKR
後半24分:Andriy Shevchenko アンドレイ・シェフチェンコ FW

【グループリーグ:第3試合目】
サウジアラビア(Ksa) vs. スペイン(Esp) 【H】

6-23, Ksa 0-1 Esp, Kaiserslautern

ESP
前半35分:Juanito ファニート DF

6-23(fri)

【グループリーグ:第3試合目】
クロアチア(Cro) vs. オーストラリア(Aus) 【F】

6-22, Cro 2-2 Aus, Stuttgart

CRO
前半01分:Darijo Srna ダリオ・スルナ MF
後半10分:Niko Kovac ニコ・コバチ MF

AUS
前半37分:Craig Moore グレイグ・ムーア DF
後半33分:Harry Kewell ハリー・キューウェル FW

日本Xブラジル戦観戦中、2-1でクロアチア リードの途中経過までは把握してたけど、オーストラリアが終盤意地を見せドローに持ち込んで終了してた。

初出場にして決勝トーナメント進出の快挙、オーストラリア国内はお祭り騒ぎだろうなぁ。。。それにしても、4年前韓国をベスト4へ導き、そして今回サッカー文化が一向に育たなかったオーストラリアをW杯へ初出場させ、更にグループリーグを突破させたヒディング監督ってどんな人なんだろう。

【グループリーグ:第3試合目】
日本(Jpn) vs. ブラジル(Bra) 【F】

6-22, Bra 4-1 Jpn, Dortmund

JPN
前半33分:Keiji Tamada 玉田圭司 FW

BRA
前半44分:Ronald ロナウド FW
後半07分:Juninho Pernambucano ジュニーニョ・ペルナンブカーノ MF
後半13分:Gilberto ジウベルト DF
後半35分:Ronald ロナウド FW

2点以上の差つけて勝つほか選択の余地がなくなった日本だけど、立ち上がりから簡単なパスのコントロールミス、不安定なパス精度、ブラジル前衛陣のフェイントに翻弄される最終ライン、と、これでは何本かファインセーブで失点を防いだ川口の集中がどれだけ続くかって感じだったけど。

34分、左サイドのアレックスからDF裏をついたスルーパスに玉田が好反応、豪快に振り抜いた左足でブラジル・ゴールネットを揺らし日本先制ゴール!しかし、ロスタイム、ロナウドに完全フリーでヘッディングシュートを決められ同点!ここまで2試合コンディションが上がり切ってなかったロナウドにW杯初得点を献上・・・後数10秒でリードを保ったまま折り返せたのに、ある意味日本らしい。

2ndハーフは、ブラジルがぽんぽんと勝ち越しに追加点。。。その後ほとんど日本にサッカーをさせず終始ブラジルのリズムで試合が運ばれる中、後半36分ロナウド今日2点目にしてブラジル駄目押しの4点目!あの攻守に渡る押し引きの妙、攻撃時のリズムの緩急に連動する自在なチームワークに、もちろん各々自在に操るあの個人技の数々、そして駆け引きの巧さ、やっぱブラジルは強い。

だけど、既にグループL突破を決めてベストメンバーではなかったにせよ、あのブラジルからセットプレーなどではない流れの中で綺麗に決めたこのゴールは日本にとって貴重なものだし、、、初戦オーストラリア戦でのジーコ采配を含めた日本の戦い方はどうだっただとか、2戦目クロアチア戦でことごとくゴールを外したフォワード陣の決定力がどうだとか、今日の試合内容がどうだったとかはともかく、、、

今大会通して、川口は出来うる限りの集中力で日本ゴールを守ってたし、終了までチームと自らをも鼓舞するかのごとく全力でボールを追い続ける、ある意味らしくない姿勢を見せ続けた中田を筆頭にフィールドプレーヤー全員が出せ得る限りの力を出し尽くした訳で、、、

もう終わった事を外野がとやかく言わず、、、歴然とした世界とのレベルの差を素直に受け入れるとともに、今大会で味わった屈辱、悔しさを糧にし、今大会で炙り出された課題に日本サッカー界全体が本気で世界を見据え危機感を共有し全力で克服、育成に取り組んで、今後、日本のレベルがもっともっと向上してくれる事を切に願うばかりです。

【グループリーグ:第3試合目】
ガーナ(Gha) vs. アメリカ(Usa) 【E】

6-22, Gha 2-1 Usa, Nuremberg

GHA
前半21分:Haminu Dramania ハミヌ・ドラマニ MF
前半44分:Stepehn Appiah スティーブン・アッピアー MF

USA
前半42分:Clint Dempsey クリント・デンプシー MF

【グループリーグ:第3試合目】
チェコ(Cze) vs. イタリア(Ita) 【E】

6-22, Cze 0-2 Ita, Hamburg

ITA
前半24分:Marco Materazzi マルコ・マテラッツィ DF
後半41分:Filippo Inzaghi フィリッポ・インザーギ FW

6-22(thu)

【グループリーグ:第3試合目】
コートディボワール(Civ) vs. セルビアモンテネグロ(Scg) 【C】

6-21, Civ 3-2 Scg, Munich

CIV
前半36分:Aruna Dindane アルナ・ディンダン FW
後半21分:Aruna Dindane アルナ・ディンダン FW
後半40分:Bonaventure Kalou ボナバントゥール・カルー FW

SCG
前半09分:Nikola Zigic ニコラ・ジギッチ FW
前半19分:Sasa Ilic ササ・イリッチ MF

【グループリーグ:第3試合目】
オランダ(Ned) vs. アルゼンチン(Arg) 【C】

6-21, Ned 0-0 Arg, Frankfurt

【グループリーグ:第3試合目】
イラン(Irn) vs. アンゴラ(Ang) 【D】

6-21, Irn 1-1 Ang, Leipzig

IRN
後半29分:Sohrab Bakhtiarizadeh ソフラブ・バクティアリザデ DF

ANG
後半14分:Flavio フラビオ

メキシコがポルトガルに敗退したため、決勝トーナメント進出の芽を残すアンゴラの戦い如何では、メキシコがグループリーグで消えてしまう可能性もあったという個人的にも重要なゲームだったけど、1-1のドローという結果を確認した時はほんと喜んでしまった。。。他力本願のこういう状況が一番辛い、、とは言え、いかなる状況であろうとも何れも時の実力。

【グループリーグ:第3試合目】
ポルトガル(Por) vs. メキシコ(Mex) 【D】

6-21, Por 2-1 Mex, Gelsenkirchen

POR
前半05分:Maniche マニシェ MF
前半23分:Simao Sabrosa シモン・サブロサ MF

MEX
前半28分:Jose Fonseca ホセ・フォンセカ FW

フィーゴにも頑張ってもらいたいけど、今日はメキシコの決勝T進出がかかった大一番なんで、メキシコぉ〜なんとしてもドロー以上で行ってくれぇ〜!なんて祈りながら試合観戦に入ったけど、今日ポルトガルは決勝Tに備え5人もの主力温存・・・メキシコ舐められてる。

あ〜、立ち上がりからメキシコが前ががりで押し込んでたんで、ポルトガルは主力を外してる事だし大丈夫かな、なんて油断したら、な、なんとポルトガルが先制!!更に焦りが見えるメキシコ、CKのボールに思わず手が出てしまったキャプテンのマルケスがあろう事かハンドをとられPK!!くぅ〜これも決められ2-0・・・何かおかしい。

しかし、1stハーフ29分頃、CKからフォンセカがヘッディングシュートを決め1点返す!!ほぉ〜、これで少しは焦りも消えるだろう、、少し冷静になってゲーム進めてくれよ〜。

よしっ!2ndハーフ10分頃だったろうか?ペレスがペナルティエリア内でミゲルに倒されPK!・・・と思ったら、ブラボが、ブラボが、は・ず・し・た・・・。更に18分頃ペナルティエリア内でルイス・ペレスがシュミレーションを取られ、累積レッドで退場・・・メキシコよく使ったりするんだよなぁ、、まぁ、ひとつのテクニックとは言え、シュミレーションは個人的に最も嫌いなプレーの一つなんで、贔屓のメキシコとは言えこれはしょうがない。

6-21(wed)

【グループリーグ:第3試合目】
パラグアイ(Par) vs. トリニダードトバゴ (Tri) 【B】

6-20, Par 2-0 Tri, Kaiserslautern

PAR
前半24分:Brent Sancho ブレント・サンチョ DF (own goal)
後半40分:Nelson Cuevas ネルソン・クエバス FW

何れも今大会得点をあげていない両チームながら、初出場トリニダードトバゴには、この試合で勝利を収め、更にスウェーデンvsイングランドの結果次第では決勝トーナメント進出の目も残しての最終ゲーム。

(結果ダイジェストのみ・・・) 初出場にして決勝トーナメント進出への芽を残すトリニダドトバゴだけど、あろう事か、オウンゴールでパラグアイに先制点を献上してしまい、その後パラグアイの猛攻をどうにかこうにか凌ぎながら、相手ゴールを脅かすシーンも多々演出しながらも、2ndハーフ終了間際、追加点を決められ2-0でトリニダド敗退。

ま、スウェーデン敗退で決勝進出の芽が残る訳で、結局、SWExENGはドローだった為、トリニダドが勝ったところで次のステージには進めなかったんだけど、初出場ながらよく戦ったと思うし楽しませてもらいました。

この結果、パラグアイがBグループ3位、トリニダドトバゴ4位。

【グループリーグ:第3試合目】
スウェーデン(Swe) vs. イングランド(Eng) 【B】

6-20, Swe 2-2 Eng, Cologne

SWE
後半05分:Marcus Allback マルカス・アルバエク FW
後半44分:Henrik Larsson ヘンリク・ラーション FW

ENG
前半33分:Joe Cole ジョー・コール MF
後半39分:Steven Gerrard スティーヴン・ジェラード MF

そうなのか〜、イングランドはここ38年もの間スウェーデンから勝ち星あげてないんだぁ。。。で、この試合でも38年目の悲願ならずドロー、何だろ?相性って言ってしまえばそれ迄だけど、たまたま勝ち星をあげられないままかさんだ年月が苦手意識みたいなもん生み出して、その過剰な意識がこの不名誉な記録更新に拍車を掛けて、堂々巡りになってしまっているとか・・・。

(結果ダイジェストのみ・・・) 試合は、1stハーフ後半にイングランド先制し、2ndハーフ前半スウェーデンが1-1の同点に追いつき、2ndハーフ後半も後半40分にイングランド勝ち越して、38年目の悲願達成目前にするも、あと少し守り抜けばっていう45分、ロスタイム入れてもあとほんの数分、ここでなんとスウェーデンが再度同点に追いつき、結局2-2のドロー

結果、スウェーデンもグループL突破が確定し、イングランド1位、スウェーデン2位。

冒頭で書いた堂々巡りじゃないけど、イングランドのチーム自体が仮にそんな状態に陥ってるとすると、この試合は正にそれを象徴するような面白い試合。

しかし、オーウェンの足の負傷がかなり重く、決勝トーナメントには出られないようで、洋服の青山のCMも手伝って親近感あっただけに残念。

【グループリーグ:第3試合目】
コスタリカ(Crc) vs. ポーランド(Pol) 【A】

6-20, Crc 1-2 Pol, Hanover

CRC
前半24分:Ronald Gomez ロナウド・ゴメス FW

POL
前半32分:Bartosz Bosacki バルトシュ・ボサツキ DF
後半20分:Bartosz Bosacki バルトシュ・ボサツキ DF

既にグループリーグ敗退が確定している2チームの試合で、お互いどんなモチベーションはどうだったのかな?ポーランドは今大会まだ無得点だから何としても1点って気持ちはあっただろうけど。

(結果ダイジェストのみ・・・) その無得点のポーランドが先制。もう先がないとは言え、得点なしで帰国するのは何とも忍びないし、チームの雰囲気も一気に良くなるし大きな1点だったはず。一方、本来の力を出せないままのコスタリカも何とか同点に持ち込み、1stハーフを折り返す。

2ndハーフ立ち上がりから攻め込んだのはコスタリカだったようだけど、決定打が出ず中盤に差し掛かった頃、勝ち越しを決めたのはポーランド。そして、このまま終了。

結果、ポーランド3位、コスタリカ4位、、、お疲れ様。

ポーランドは、今大会通じてあげた得点がこの日の2点、しかしその2点は何れもバルトシュ・ボサツキというDF(ディフェンダー)だったというのは、グループリーグ戦で全く精彩を欠いた事を象徴しているようで、得点は嬉しいけど、特にFWやMF陣にとっては何とも皮肉な結果だったんじゃなかろうか?

一方、コスタリカも結局調子が上がらないまま、本来の力を出し切れずに終わってしまったようで、力をもってしても難しい大会何だなぁと。

【グループリーグ:第3試合目】
エクアドル(Ecu) vs. ドイツ(Ger) 【A】

6-20, Ecu 0-3 Ger, Berlin

GER
前半03分:Miroslav Klose ミロスラフ・クローゼ FW
前半43分:Miroslav Klose ミロスラフ・クローゼ FW
後半11分:Lukas Podolski ルーカス・ポドルスキ FW

いよいよグループリーグ最終戦に突入!この2チームは既に次のステージへの進出が決定しており、このゲームの趣旨は単なるグループAでの順位決定戦で、他のグループの順位もまだ未確定のため決勝トーナメントの組み合わせを考える必要もなく、そうなると両チーム邪念なく試合のみに集中でき、いい意味で程好く力の抜けた楽しいパフォーマンスが観られるだろうと踏んでたけど、ホスト国ドイツの戦いぶりは正にそんな感じだった。

しかし、、この日行われる4試合で唯一地上波中継がある試合だったんでほんと楽しみにしてたにも関わらず、手が離せない他事をやりながらのながら観戦だった為いい場面を幾つか見逃し、とにかくフル観戦できなかったのが残念でならないけど、今大会のドイツはかなり勢い感じます。

まず先制点が開始4分、CKからのこぼれ球が左サイド遠目辺りからペナルティエリア内やや左付近へ放り込まれ、一旦右側エンドライン付近へサイドチェンジした形になり、そこへ走り込んだシュバインシュタイガーがダイレクトで折り返し、フィニッシュはクローゼダイレクト・ボレー!更に2点目もクローゼ、1stハーフ終了間際エクアドル・ゴール正面、バラックDF裏へ芸術的に柔らかく浮かせたパスを、クローゼ巧い身のこなしとボールコントロールでゴールへ流し込む!この決定力、エースストライカーたる者かくあるべしってところでしょうか。

3点目も実に綺麗なゴール、2ndハーフ前半のカウンター攻撃で、右サイドを駆け上がったシュナイダーコスタリカ陣内中間辺りでボールを受け取り、ゴール真正面へライナー気味に放ったアーリークロスへ走り込んだボドルスキが美しすぎるスライディングボレー!

ゴールが決まる時は大概そうかもしれないけど、それにしても今のドイツはほんと頼もしいくらいチーム全体が上手く機能してる。

それにしても、ほとんど観客の歓声が上がった所で中継画面に目を向けるような「ながら観戦」だと、当たり前だけどポイントポイントしか判らないんで、この試合は何があってもしっかり観るべきだったなぁ、って少々後悔。

6-20 (tue)

【グループリーグ:第2試合目】
スペイン(Esp) vs. チュニジア(Tun) 【H】

6-19, Esp 3-1 Tun, Stuttgart

ESP
後半24分:Raul ラウール FW
後半30分:Fernando Torres フェルナンド・トーレス FW
後半44分:Fernando Torres フェルナンド・トーレス FW

TUN
前半07分:Jaouhar Mnari ジャウアル・ムナリ MF

(結果ダイジェストのみ・・・) 「前半1-0チュニジア リードで折り返す」って速報見たときは目を丸くしたけど、今朝結果見たときは、なるほどって順当な結果にニンマリ。

概ねスペイン試合を支配する中、チュニジアは、ほんと数少ないチャンスいち早くモノにし先制したようだけど、その後追加点は奪えず、対するスペイン惜しいシュートは打つものの僅かに枠を捉えられなかったり、チュニジアの40歳超ベテランGKブムニェルによる再三の好セーブにも阻まれ、2ndハーフ中盤26分まで得点できずかなり焦りがあったようだけど、そこを打破したのが、ラウール!流石スペインの至宝エースストライカー、やはり、ここぞと言う時に頼りになります。

その後、逆転弾とオマケの1点は、何れも前試合で最も印象的なスーパー・ワンタッチ・ショーのフィニッシュを決めたフェルナンド・トーレスハーフウェイ付近からペナルティエリア付近まで一気に通すスルーパスに、DFの裏を取ったF.トーレスがキーパーを交わし右アウトサイドで技ありの1点、オマケは終了間際、自ら倒され自ら決めたPKにて。

ダイジェストだといい感じだけど、同点に追いついたの2ndハーフ中盤過ぎだから、フルで見てたらやっぱ冷や冷やしただろうけど、でも強い、今大会真の無敵艦隊になるのも夢じゃないぞ!

【グループリーグ:第2試合目】
サウジアラビア(Ksa) vs. ウクライナ(Ukr) 【H】

6-19, Ksa 0-4 Ukr, Hamburg

UKR
前半03分:Andriy Rusol アンドレイ・ルソル DF
前半35分:Serhiy Rebrov セルゲイ・レブロフ MF
後半01分:Andriy Shevchenko アンドリィ・シェフチェンコ FW
後半38分:Maksim Kalinichenko マクシム・カリニチェンコ MF

(結果ダイジェストのみ・・・) 初戦、正に無敵艦隊と化したスペインに手も足も出せないまま4失点を喫し惨敗したウクライナが、サウジアラビア相手にその屈辱を晴らすかの如く4得点を上げ、今度は対するサウジ対スペイン戦でのウクライナの二の舞に遭ったという、何かウクライナの怨念めいたものさえ感じさせる非常に興味深いゲームだったようで、何でこんな試合を観戦できなかったんだ〜っ!と、地上波中継がなかった事がほんと恨めしい〜、キィーっ!。

何はともあれ、ウクライナは終始優位にゲームを進めながら、得点内容理想的だったようで、、、先制点と駄目押しの3点目は、何れも1st, 2ndハーフ前半、というか何れも立ち上がり数分内にセットプレーから上げており、、、一方、中押しの2点目点と完全にトドメを刺す4点目は、何れも1st, 2ndハーフ後半、終了10分以内に何れも流れの中からいい形で上げるという、、、前試合のショックを完全に払拭し、得失点をイーヴンに戻し、更にグループリーグ突破へ大きく弾みのつく、3戦目を迎えるに当たってこの上ない程いい形の試合内容。

【グループリーグ:第2試合目】
トーゴ(Tog) vs. スイス(Sui) 【G】

6-19, Tog 0-2 Sui, Dortmund

SUI
前半15分:Alexander Frei アレクサンダー・フレイ FW
後半42分:Tranquillo Barnetta トトランキーヨ・バルネッタ MF

開始早々からスイスが主導権を握り、対するトーゴも幾度か決定機を作るも得点は奪えないまま、先制はスイス14分、左サイド相手陣内深い所からのクロスをファーサイドのバルネッタが折り返しフレイが綺麗に合わせて見事なゴール

その後、スイスセオリー通りディフェンスを堅めトーゴのカウンター攻撃時は流石に肝を冷やす場面があったものの、流れの中からのトーゴ攻撃陣連係プレーに欠け個人技頼りの感が拭えず突破口を見出せないまま焦りの色が濃くなる一方で、時間が経つにつれ明らかにスイス側からボール持たされてる感が強くなり、観ながらイライラ。

そうこうしてる内に終了間際スイスに追加点、ルストリネッリペナルティエリア左手前付近トーゴDF陣を引き付け、手薄になったファーサイド ペナルティエリア内右へ流した所へほぼフリーで走り込んだバルネッタがファーポスト目掛けノートラップグラウンダー・シュート

2-0で終了ホイッスル、結果トーゴグループリーグ敗退決定

トーゴは、アデバヨール一人気を吐く、じゃないけど、あの個人技に効果的なパス交換が加わればもっと攻撃だって楽になるだろうし相手への脅威も増すと思うんだけど、ピッチ場外でのチーム内のごたごたも少なからず影響してるのかな?あと、後半のバテ方が著しい感じを受けたけど、やっぱ組織力の欠如から無駄に体力消耗してるって事か?確か韓国戦でも気の毒なくらい後半バテバテだったもんなぁ。

この試合ドローで終わってくれればもう少しフランス優位の形だったのに・・・え〜っと、とにかくフランスがこの組を抜けるには、次のスイスvs.韓国戦をドローと想定すると、フランストーゴ戦で最低2点以上取って、で、是が非でも勝たねば!スイスvs.韓国戦に勝敗が付けば得点関係なくフランス勝利で上がれるんだけど、、、次の試合ジダンが黄カード累積のため出られないらしいし、今のチーム状態でジダンまで抜けちゃうと2敗のトーゴ相手でも心配が募る一方だけど、とにかく、ここでフランスが消えたら世界中のジダンファンのダメージは計り知れないぞぉー、それに何よりジダン本人の為にも、フランス頑張ってくれー

6-19(mon)

【グループリーグ:第2試合目】
フランス(Fra) vs. 韓国(Kor) 【G】

6-18, Fra 1-1 Kor, Leipzig

FRA
前半03分:Thierry Henry ティエリィ・アンリ FW

KOR
後半35分:Ji-Sung Park パク・チソン MF

(結果ダイジェストのみ・・・) ぬぬぅ〜、フランスが韓国と1-1のドローとな!?

今回は地上波中継がなく観戦できなかったけど、前回の対トーゴ戦での韓国は、伸び伸びやってたし、何より前回大会の4強入りの実績からか自信に満ち溢れて、どこか強豪の風格さえ感じられたもんなぁ。。。一体フランス相手にどんな試合をしたんだ?ダイジェストだけでは詳細が判らないから、う〜観たかったぁ。。。この韓国といい、日本が屈辱の惨敗を喫したオーストラリアといい、ヒディングって監督さんはほんとに只者じゃないかも。

しかしフランスは大丈夫なのか!?ちくしょ〜次のトーゴ戦も地上波中継ないんだよなぁ、、何をおいてもW杯最後のジダンのパフォーマンスがもっと拝めるよう、仏にはこれ以上取りこぼしなく何としてでも決勝トーナメントへ勝ち上がってもらわないと、何としても!!フランス頑張れ〜!!

【グループリーグ:第2試合目】
ブラジル(Bra) vs. オーストラリア(Aus) 【F】

6-18, Bra 2-0 Aus, Munich

BRA
後半03分:Adriano アドリアーノ FW
後半44分:Fred フレッジ FW

う〜、冷や冷や、スロースターターにも程があると言うか、スコアレスのまま様子見で折り返した訳だけど、ロナウジーニョカカ等々、流石に局面局面では凄味を感じるものの様子見とは言えチーム全体に覇気が感じられないぞ〜、あと、やはりロナウドの調子が・・・何れも30分前後、ロナウジーニョがDFライン裏ゴール前へふわっと上げた絶好のボールに走り込むもDFに阻まれたというかリプレイ見るとあの距離で枠捉えてなかったし、オフサイド・ホイッスル無視してシュート撃って不用意なイエロー喰らったり、AUSゴール前ロナウジーニョカカ、そしてロナウド豪華ホットラインで今度こそ得点かと思ったら、思いっきり空振ってみたり・・・本人もかなり自覚があるようでプレイにも苦悩が滲み出てた。

とは言え、しっかり決めるところは決めますね、2ndハーフ立ち上がり4,5分頃、ロナウジーニョが縦ペナルティエリア付近左のロナウドへ長いスルーパスを通し、2,3ステップDF陣を引き付けておいて同ライン上右に張ってたアドリアーノへ流し、DFとの1対1から飛び込んだDFの股間を抜くグラインダーでゴールへ流し込みブラジル先制

しかし、その後も中々ペースが掴みきれず20分台頃かなりオーストラリアに押し込まれるシーンが、、その28分にロナウドを下げロビーニョを投入した辺りからリズムを取り戻し30分前後追加点の決定的シーンを作るも決めきれず、その後もフィニッシュの精度がいまひとつで逆にオーストラリアに追いつかれそうな幾つかの場面を辛くも潜り抜け、待望の追加点は終了間際、ロビーニョのシュートのこぼれ球を最後に投入されたフレッジごっつぁんゴ〜ル

2-0のまま長いホイッスル。ブラジルはこれでグループリーグ突破、日本含め他3チームはグループL最終試合に賭ける。

それにしても頼むよ〜、こっちは得失点差が気になって気になってしょうがなかったんだから、もう少し本気出してくれないと、、ブラジルとはいえあんま暖機運転してると、♪強い奴にはめっぽう強いぜ / 弱い相手に逆転パンチ〜の「完全無欠のロックンローラー」じゃないけど、日本って各下のチームにまさかの敗退を喫したかと思えば各上チームと互角以上のゲームしてみたりする様なところあるから、次の試合コテンパンにやられちゃうかもよ、、、と、こんな妄想の一言や二言うそぶいてみたい今宵の心境なり。

【グループリーグ:第2試合目】
日本(Jpn) vs. クロアチア(Cro) 【F】

6-18, Jpn 0-0 Cro, Nuremberg

ふぅ〜、1stハーフ22分PKという最大の危機を川口ミラクルセーブで回避し、日本、クロアチアともに幾度か決定機を逃しながら、後半に入っても尚一進一退、、どうもリズムが悪く、ハーフタイム明け福西に代え稲本を、2ndハーフ15分柳に代えスピーディな個人技と突破力の玉田を投入するも何れもマジックを起こせないまま緩慢な印象さえ残しながら悪戯に時だけが刻まれて行くような状況が続く中、この均衡を破るべく残り5分でこの試合3枚目にして最後の切り札大黒を投入するも・・・。

結果スコアレスドロー

何だろうか、チャンスを全く生かせず不用意な凡ミスも多く、ゲーム後中田もインタビューで振り返ってたように、攻撃リズムに緩急がなく一本調子終始相手のペースに合わせながらのゲーム運びとなり、気づいてみればスコアレスドロー。ま、ゲーム内容的に必ずしも納得いくものではなかったけど、決定力のみならず精神的な面も含めこれが現日本代表の実力なのだろうし、試合時間帯、気候面から現在置かれてる状況等々も鑑み必ずしもベストコンディションではない中、各々出せ得る限りの力は出し切った結果なのだろうし、何より勝てはしなかったけど負けもせず勝点1を取って首の皮一枚でも次に希望を繋いだ訳だし。。。こうなれば、次のブラジル戦に備え気持ちをかっちり切り替えてコンディション整えてください、と。。。とにかく、ジーコジャパン今日はお疲れ様でした。

6-18 (sun)

【グループリーグ:第2試合目】
イタリー(Ita) vs. アメリカ(Usa) 【E】

6-17, Ita 1-1- Usa, kaiserslautern

ITA
前半21分:Alberto Gilardino アルベルト・ジラルディーノ FW
前半26分:Cristian Zaccardo クリスチアン・ザッカルド DF (own goal)

(結果ダイジェストのみ・・・) お〜い、イタリア屈辱的ドロー・・・速報追ってみたりダイジェスト見るとかなり大荒れなゲームだった模様。

スコアデータ
シュート数:(Ita.10 - Usa.8)
枠内シュート数:(3 - 0)
ファウル:(13 - 24)
コーナーキック:(7 - 3)
フリーキック:(1 - 1)
オフサイド:(11 - 1)
オウンゴール:(1 - 0)
黄カード:(2 - 2)
赤カード:(1 - 2)
ボール支配率:(54% - 46%)

全ては1stハーフに、まず先制したのは22分イタリアピルロが右サイド ペナルティエリア枠手前近辺でのFKを低い弾道でゴール前へ放り込みジラルディーノダイビングヘッドで合わせゴール!しかし、数分後、イタリア陣内右サイド深くでアメリカFKを得、ゴール正面へ上げたボールをイタリアDFケラーがまさかのクリアミスでオウンゴール!(涙)。。。ゲーム開始から初得点時までにもイエローが出るなど荒れ模様だったようだけど、イタリアのオウンゴールで1-1となってからが本荒れ。

以下、カード付きファウルのみ時系列で並べてみると・・・
[1stハーフ]
04分 イタリア トッティ(黄カード
20分 アメリカ ポープ(黄カード
27分 イタリア デ・ロッシ(赤カード一発退場
[2ndハーフ]
24分 イタリア ザンブロッタ(黄カード
44分 アメリカ マストロエーニ(赤カード一発退場
01分 アメリカ ポープ(黄カード)(黄カード累積退場

で、総ファウル数は、(イタリア13 - アメリカ24

ゲームが激しくなればファウル数のみだとありえる数字だけど、退場者が3人てのはそうそうない訳で。

更に、オフサイド数(イタリア11 - アメリカ1)、も併せて見ると、イタリアは、好機の芽をことごとくファウルで摘み取られ、更に、再三に渡るアメリカオフサイドトラップに引っ掛かりペースを崩され、時間が経つにつれ重くのしかかる痛恨のオウンゴールが脳裏から離れず相当カリカリしてたんじゃないだろうか?

結果、1-1のまま試合終了。この結果、グループEは若干の差こそあれ、全チーム最終戦にグループリーグ通過の芽を残しほぼ横並びと言ってもいいんじゃないだろうか?

イタリア以外個人的に興味が向かなかったり馴染みのないチームばかりのグループだから力の差とか判んないけど、ここまでの戦い振りからして順当に来てるとは言い難いし、何より何が起こるか判らない4年に1度の大舞台ワールドカップ、、これは、ひょっとしたらイタリアがグループリーグで姿を・・・いや、考えられん、まだ1度もフルで試合観戦出来てないのにそれだけは勘弁してくれ〜!地上波でフル中継されるまで頑張ってくれ〜!

【グループリーグ:第2試合目】
チェコ(Cze) vs. ガーナ(Gha) 【E】

6-17, Cze 0-2 Gha, Cologne

GHA
前半01分:Asamoah Gyan アサモア・ギャン FW
後半36分:Sulley Muntari スレイ・ムンタリ MF

開始早々、チェコゴール前で左脇CKからのこぼれ球の中途半端なクリアをアッピアーが拾いペナルティエリア付近中央辺りでパスを受けたギャンが見事シュートを決めガーナ先制!その後は一進一退で両チーム得点はなかったものの、1stハーフは先制のアドバンテージを糧にガーナが優位に進めた印象。

う〜、2ndハーフ開始早々、今度はチェコ、右サイドからのクロスネドベドヘッドで合わせボールがゴールに吸い込まれるもオフサイドの判定でノーゴール。その後10分頃からチェコの時間帯に入り幾つか決定機を作るも何れもガーナの堅いDFに阻まれ、逆に20分頃、ガーナゴール前でインターセプトされたボールが一気にチェコ陣内まで持ち込まれ、その流れの中でチェコ痛恨のPKを与えてしまう、しかし、キッカー ギャンのボールはポストに嫌われガーナも絶好の追加点の好機を逸す

あのPK失敗も影響してか?その後ガーナは決定機でチェコGKジェフファインセーブ、ミラクルセーブはあったものの、ゴールをこじ開けれず決定力不足が浮き彫りに、しかし、何よりあの時間帯はGKジェフを讃えるべき。しかし、アレだけ攻められればミラクルなどそうそう続くもんでもなく、終了10分前頃、チェコ・ペナルディエリア内右サイドでギャンからマイナス気味にパスを受けたムンタリがGKジェフの指先をすり抜けるニアへグラウンダーのゴール

ロスタイム、チェコも2本ほど決定的シーンはあったものの何れもファインセーブに阻まれ、結局2-0でガーナ勝利!ガーナは、W杯初出場にしてこれが初勝利、おめでと〜!

しかし、この組もこれで混戦模様、数時間後のイタリーxアメリカがどうなるか?う〜、イタリア戦また放映なしか、観たいな〜〜〜!

【グループリーグ:第2試合目】
ポルトガル(Por) vs. イラン(Irn) 【D】

6-17, Por 2-0 Irn, Frankfurt

POR
後半17分:Deco デコ MW
後半34分:Cristiano Ronaldo クリスチアーノ・ロナウド FW

やはりポルトガル押し気味に進むも、対するイランも善戦。1stハーフは、ポルトガルが押し込み、キーパーに弾かれたミゲルのシュートにマニシェの詰めがもう半歩前だったら、という決定的シーンや、デコクリスチアーノ・ロナウドなど惜しいシュートがあったものの、やや引き気味のイランゴールは割れず。イランは、中盤でのインターセプトやカウンターなどから時折チャンスを作るもやはり得点は上げられず、スコアレスで折り返す。

2ndハーフに入っても尚、ポルトガルが押しながらも引き気味のイランを攻めあぐねる嫌な時間が続いた18分頃、フィーゴが左サイドから中央デコへ流しダイレクトで右足を振り抜いたシュートがゴールネット左へ突き刺さる!ポルトガルがやっとの思いで均衡を破る

32分頃、イランは、マハダビキアの右サイドからのクロスにゴール前ハシェミアン完全フリーでヘディングシュートするもGKリカルドファインセーブに阻まれ、直後、カウンターからフィーゴペナルティエリア内へ持ち込んだところを倒されイラン痛恨のPK、それをC.ロナウドが落ち着いて決め2点目!

結局ポルトガルがこの2点を守り抜き2-0で勝利、この結果を受け、イランは残念ながら決勝Tへの道が絶たれ、一方ポルトガルは、なんと1966年3位になったイングランド大会から数えて40年振り決勝T進出を決める。この事実に全く気づかず、あのポルトガルが40年振りとはにわかに信じ難いところだけど、これも一重に、この4年に1度のW杯への出場権獲得サバイバル予選も含め如何に難しい大会かって事で、、加えて、今大会であのポルトガルがまだ4度目のW杯出場という、、改めてそんな現実を突きつけられると、プロリーグ発足からの歴史も13年と鬼浅い日本が、2002年のホスト国という好機を挟み、且つレベルの低いアジア枠という他の大陸と比べ余りにも優遇されたこの立場も最大限生かしつつ、これで3大会連続出場してる現実に後ろめたさを感じてしまい、再度W杯での日本代表の戦い振りをプレイバックし更に・・・(自爆)。

まぁまぁ、本筋へ戻って、ポルトガルは勝利を収めたものの、前試合に出なかったチームの頼みの綱司令塔デコが入って尚この内容、フィーゴ万全のコンディションとは言えない動きだったし、ただ、PKは決めたけど流れの中からゴールを割れなかったC.ロナウドキレ自体は良かったんで、もう少し精度修正されれば・・・決勝トーナメントはどんな戦いを見せてくれるか?その前にグループリーグ最後をどう戦うか。

6-17(sat)

【グループリーグ:第2試合目】
メキシコ(Mex) vs. アンゴラ(Ang) 【D】

6-16, Mex 0-0 Ang, Hanover

(結果ダイジェストのみ・・・) う〜、ドローかぁ。グループDは今夜のポルトガルXイラン戦の結果如何では混迷の様相

しかし、アンゴラは決死で守りきった感じ、、シュート数は、Mex.13に対しAng.8、うち枠を捉えたのは、Mex.8 - Ang.1、そして、Mex.のイエロー1枚に対し、Ang.は、イエロー5枚にレッド1枚、、、ダイジェスト見ても殆んどメキシコ優位の試合で、上のスコアデータ見比べてみても、アンゴラは、レッド一発か累積か判らないけど退場者まで出すほど体張って自陣を死守したって感じか、あと、アンゴラはキーパーもいいみたいだなぁ。

取りこぼしと言ってはアンゴラに失礼だけど、Fifaランキング7位のメキシコが同60位のアンゴラから勝ち星を上げられなかったとは、、メキシコは個人的に応援してる一チームだけにこの試合は確実に取って欲しかったなぁ、というか取れる星勘定だったけど、今夜のポルトガルXイラン戦の結果がどうなるかってのが先だけど、次がポルトガル戦だけにどうなるんだ?メキシコがんばれ〜!

【グループリーグ:第2試合目】
オランダ(Ned) vs. コート・ディボワール(Civ) 【C】

6-16, Ned 2-1 Civ, Stuttgart

NED
前半22分:Robin Van Persie ファンペルシー FW
前半26分:Ruud Van Nistelrooy ルート・ファンニステルローイ FW

CIV
前半33分:Bakary Kone バカリィ・コネ FW

1stハーフ開始からコートジボワール(以下コジボワ)押し気味で運ばれてたゲームが動いたのが、中盤20分頃、コジボワ・ゴール真正面の直接FKファンペルシーキーパーのほぼ頭上へぶち込みオランダが先制!キーパーも手を伸ばせば弾けない位置じゃなかったけど余りにもボールが凄すぎた。もう少し距離があればアレだけどあの距離では幾ら正面でも無理・・・経験者は語る。。。更に数分後、左サイドからコジボワDFライン裏へ抜け出たファン・ニステルローイロッベンからのボールを確実に流し込みオランダ2点目。

一方、コジボワも仕切り直して30分頃からペースを掴み直し、中盤からオランダ陣内ど真ん中でパスを受け取ったコネが、スピートに乗ったドリブルで右へ流れながらペナルティエリア手前まで持ち込み、そのまま対角線上の左サイドネットに突き刺し1点差に詰め寄る!前半って事もあったけど、あのオランダ相手に2点ビハインドでも全く怯む様子もなく、コネのゴール後はこのまま追いつくんじゃないかって更なる勢いさえ感じられるも、このまま2-1で折り返す。

2ndハーフは、両チーム一進一退、何れも決定機を作るも決めきれないまま、20分頃からコジボワが支配する時間が続き、オランダは一体どれほどコジボワのフィニッシュの芽を摘み、また、何本のシュートを凌いだ事か、、その後一時オランダが巻き返すも終了間際からロスタイムでのコジボワの猛攻に次ぐ猛攻、、結果、虎の子の1点を守り抜きオランダが2-1で勝利。。。1点を守り抜いたオランダ集中力も凄かったけど、あのオランダをあそこまで追い込み最後の最後まで死闘を尽くしたコートジボワールの攻撃と、それ以上にこの大会に掛ける彼らの思いの強さがプレーの一つ一つから如実に感じられ、ほんと素晴らしい試合だった。

この結果を受け、先の試合で2勝目をあげたアルゼンチンオランダ決勝トーナメント進出決定

いや〜、しかし、オランダにあそこまで肉薄する試合を展開したコートジボワールは、各々アフリカ特有の凄いバネのある高い身体能力を持ち合わせた個々のプレーのみならず、ディフェンス面オフェンス面ともにチーム連係も良かったし、グループリーグで姿を消すには惜しいチームだ、、、くじ運が悪すぎた。。。しかし、あの凄まじさ、正直終了ホイッスル聞いた時は何故かが出てきて、それだけ見るものの心を突き動かすほど気の篭った試合だったんだなぁと。。。歳を取るごとに涙腺が緩む一方だけど、まさかサッカーで泣くとは・・・とにかく、オランダもコートジボワールもほんと素晴らしかった。

【グループリーグ:第2試合目】
アルゼンチン(Arg) vs. セルビアモンテネグロ(Scm) 【C】

6-16, Arg 6-0 Scm, Gelsenkirchen

ARG
前半05分:Maxi Rodriguez マキシ・ロドリゲス MF
前半30分:Esteban Cambiasso エステバン・カンビアッソ MF
前半40分:Maxi Rodriguez マキシ・ロドリゲス MF
後半32分:Hernan Crespo エルナン・クレスポ FW
後半38分:Carlos Tevez カルロス・テベス FW
後半42分:Lionel Messi リオネル・メッシ FW

いや〜凄かった、こんなゲームになるとは。

1stハーフ開始早々、左サイドを切り崩したサビオラが右アウトサイドで丁寧に流したボールをマキシ・ロドリゲス豪快に蹴り込みアルゼンチン先制。。。30分頃の2点目は、ルイス・ゴンザレス負傷退場で途中交代したカンビアッソがセルビ・ゴール前でクレスポとの華麗なパス交換から鮮やか決め、、、3点目は1stハーフ終了5分前頃、右サイドでボールを奪ったサビオラがそのまま持ち込みシュート、こぼれた所をマキシロドリゲスが押し込みこの日2得点目。。。予想を上回りアルゼンチンが3点もの点差を付け折り返す。

この試合どうなる事かって感じだったけど、1stハーフ同様アルゼンチンが試合を支配しながらも両チーム次の1点が奪えないまま30分が過ぎた頃、この日2得点のM.ロドリゲスに代わり、ディエゴ・マラドーナの後継と目され、このゲームでW杯デビューとなる18歳の新鋭メッシ投入され試合が大きく動く事に・・・。

メッシ投入直後、FKから左サイドへ縦へ流したボールをメッシペナルティエリア内まで持ち込み針の糸を通すようなグラウンダークロスファーサイドへ走りこんだクレスポが合わせて4点目。鮮やか!ゴールではなくアシストだったものの、この試合ここまででスタジアムが一番沸いたシーンだったかも。。。その数分後、スタジアムの雰囲気に押されるようにペナルティエリア付近左サイドから1人で2人のディフェンダーを抜き去りテベスが既に虫の息のセルビアにとどめと言うには余りにも過剰な一発

こうなると、後はメッシのプレー、あわよくばゴールが見たいというのが観戦者共通の思いだったのでは?それが、終了間際期待に応えてと言うには余りにも出来すぎな、メッシの綺麗なゴール決まってしまった。。。凄ぇ〜!決まった時は思わず叫んじゃったけど、何か言葉をなくすぐらい凄いゲーム、アルゼンチンによるアルゼンチンの為の、或いは、アルゼンチンによるメッシのための・・・みたいな、後半10数分でオイシイところ全部かっさらってった感のある彼は、実力も然る事ながらそういう星の下に生まれてきたんだろう。

何はともあれ、タッチ数の少ないパス回しから、ペナルティエリア付近での目まぐるしくも呼吸の妙にため息が出るほど鮮やかなパス交換、全得点シーンはもちろん得点ならずともフィニッシュに至るまでのスリリングで心躍る過程が心ゆくまで楽しめたこのゲーム、アルゼンチンの持ち味が如何なく発揮されたこの好ゲームに、最後あんな大きなオマケまで付いて、今夜はむちゃむちゃ得した気分。

6-16 (fri)

【グループリーグ:第2試合目】
スウェーデン(Swe) vs. パラグアイ(Par) 【B】

6-15, Swe 1-0 Par, Berlin

SWE
後半43分:Freddie Ljungberg フレディ・ユングベリ MF

(結果ダイジェストのみ・・・) こういう試合を放映してくれないと、、、ケーブルだか衛星だか契約すればいい話なんだけど・・・。

まず、データ見ると、シュート数は、Swe.17に対しPar.16内 枠を捉えたのは、Swe.10 - Par.3、コーナーキック=Swe.6 - Par.3、フリーキック=Swe.1 - Par.1、そして、ボール支配率が、Swe.57% - Par.43%。。。と、スウェーデン優位に運ばれた感じだけど、結果ダイジェストでは、パラグアイもそこそこ決定的シーンがあった模様。

結果的に、最後の最後、後半終了間際44分に稲本も一時チームメイトだったアーセナル所属のミッドフィルダー ユングベリゴールをこじ開けスウェーデンがこの値千金の1点を守り切り勝利

しかし、前後半通じて、両チーム決定的シーンでのキーパーの好セーブや、1対1からパラグアイキーパーの頭を越すループ気味のシュートをディフェンダーが決死のクリアを見せたり、当然決定機を阻まれる裏には決定機をあの手この手で作り出す両チームのオフェンダーのプレーがある訳で、、、こんな息詰まるドラマチックな試合こそフルで観戦したいというのがサッカーファンの心情。

【グループリーグ:第2試合目】
イングランド(Eng) vs. トリニダードトバゴ(Tri) 【B】

6-15, Eng 2-0 Tri, Nuremberg

ENG
後半37分:Peter Crouch ピーター・クラウチ FW
後半44分:Steven Gerrard スティーヴン・ジェラード MF

キックオフから圧倒的にボールを支配し攻めるイングランド、一方、身体を張って対応するトリニダドトバゴ堅いDF陣、1stハーフはほぼそんな試合展開。

そんな中、両チーム試合を大きく動かしそうな決定的シーンが何れも終了間際に、、先ずイングランド、ゴール前で完全フリーになったクラウチベッカム丁寧な高精度クロスを合わせきれず、直後、逆にチャンスの少ないトリニダドトバゴが、CKから、一旦はクリアされるも中盤から再度前線に大きくフィードし混乱するイングランドゴール前でのルーズボールスターンジョンが頭でなく肩で強引に押し込んだかに思われるもジョンテリージャンピングボレーで危機を脱し、結局0-0で前半を折り返す。

2ndハーフもイングランドが攻め続けトリニダドトバゴが守る構図は変わらず、トリニダドトバゴに、中盤以降もう攻撃に転じる力が残ってないようなシーンが幾つか見られたもののイングランドの執拗な攻撃だけはことごとく阻止し、トリニDF陣の体力というより気力がいつまで続くか、またイングランドにも嫌な重苦しい雰囲気が漂い始めた後半38分、ベッカムクロスクラウチが今度は得意の頭で決め、やっとの思いで均衡を破る!その後、ロスタイムにもジェラード豪快なミドルを決め、2-0で勝利、これで決勝トーナメント進出決定

カリブの星トリニダードトバゴは、初戦スウェーデンと引き分け、イングランド戦も2ndハーフ後半まで見せたあの粘り強いディフェンス、心情的にはこの試合も引き分け以上で終わって欲しかったけど、残念。イングランドも攻め続けながらゴールをこじ開けられないという、昨日のドイツ同様、優勝候補の一角といえども一旦こういう流れに入ると結局無得点で終わってしまうハプニングが多々起きるのがサッカーの怖さであり、また、立場を逆転すれば面白いところでもある訳で、、とにかく、これも面白い試合だった。

【グループリーグ:第2試合目】
エクアドル(Ecu) vs. コスタリカ(Crc) 【A】

6-15, Ecu 3-0 Crc, Hamburg

ECU
前半07分:Carlos Tenorio カルロス・テノリオ FW
後半08分:Agustin Delgado アグスチン・デルガド FW
後半44分:Ivan Kaviedes イバン・カビエデス FW

初戦を取ったエクアドルと落としたコスタリカの一戦。立ち上がり一矢報いたいコスタリカが攻勢を掛けるもエクアドルのディフェンス陣が冷静に対処する中、コスタリカ・ゴール前デルガドがキープしたボールを右サイド ヴァレンシアへ流し、クロステノリオが頭で合わせてエクアドル先制。その後優勢に試合を進めたのはエクアドル、対するコスタリカ決死のDF陣キーパーの好セーブなどもあり、1stハーフは1-0で折り返し。

2ndハーフも先に攻め込んだコスタリカはゴールを割れず、逆にエクアドル陣内でのフリースローでコスタリカデ・ラ・クルス遅延行為のイエローを貰った直後、そのフリースローからペナルティエリア内でマークを強引に外し抜け出したデルガドが角度のない難しい所からニアへぶち込み2点目。そして、攻め喘ぐコスタリカを尻目に、ロスタイム、右サイドを駆け上がったメンデスドンピシャのクロスカヴィエデスが確実にとどめの一発。

この結果、グループAエクアドルドイツ決勝トーナメント進出決定

エクアドルは、前試合に続きゴールを決めたデルガドテノリオ両FW陣の決定力固いディフェンス陣バランスがいい。あと3点目をアシストしたメンデスは何度か高精度のクロス上げてたしいい選手だなぁ。一方、3戦目は消化試合となってしまったコスタリカは、ワンチョペ頼りすぎてた感じ。

ロスタイム前の終了4、5分前だったか?ワンチョベに当てたボールを左へ流れたベルナルド決死のキープからマイナスボールをサボリオがフィニッシュ、、惜しくもポストに嫌われたけど、前半はともかく後半からでも、ワンチョベが潰される前にあんなポストプレーとかもっとヴァリエーションある攻撃が出来てたら・・・なんて言うが易しだけど。

6-15 (thu)

【グループリーグ:第2試合目】
ドイツ(Ger) vs. ポーランド(Pol) 【A】

6-14, Ger 4-0 Pol, Dortmund

GER
後半44分:Oliver Neuville オリヴァー・ノイヴィルFW

(結果ダイジェストのみ・・・) 初戦を敗退でこれを落とせば絶望的なポーランドと、初戦快勝で勢いに乗るホスト国ドイツ。凄い試合だったようだけど、いや〜、これは観たかったなぁ。

前後半通して、ドイツが圧倒的に攻め込むも、クローゼボドルスキなど決定機を何度も逸しながら2ndハーフ半ばにポーランドが1人退場、しかし、ドイツは人数の上でも優位に立ちながら相変わらず決定機を生かせず、このまま終了かと思われたロスタイム、右サイドからオドンコールが蹴り込んだクロスノイヴィルが合わせとうとうゴールが割れる。。。フルで観たかった。

大会6日目全チームが初戦を終えこのグループAから2戦目へ、、ここで望みが絶たれるチーム、グループリーグ突破を決めるチームと、正に明暗を分けるゲームが目白押しのため、観戦側としてはグループリーグ戦ここからの各2戦目が試合内容的に最も楽しめると言っていいかも。

【グループリーグ:第1試合目】
チュニジア(Tun) vs. サウジアラビア(Ksa) 【H】

6-14, Tun 2-2 Ksa, Munich

TUN
前半22分:Ziad Jaziri ジアド・ジャジリ FW
後半44分:Radhi Jaidi ラディ・ジャイディ DF

KSA
前半11分:Yaser Al Kahtani ヤセル・アルカフタニFW
後半38分:Sami Al Jaber サミ・アルジャバー FW

(結果ダイジェストのみ・・・) 両チームかなり力が拮抗し且つどちらも持ち味が発揮された試合だった模様。。。先制はチュニジア、FKからゴール前こぼれたボールをジャジリがジャンピング・ボレー、流石の一撃。サウジは、かなりゴールチャンスはあったものの中々割れず1stハーフは1-0で折り返し。

2ndハーフ開始早々サウジが決定的チャンスを逃すも、10分頃右サイドからのグラウンダーにアルカフタニが綺麗に合わせて同点。更に前掛かりに攻勢を掛けるも中々フィニッシュが決まらないサウジがジャバーを投入し、そのジャバーが見事ゴールを決め2-1で逃げ切るかと思われたロスタイム、ジャジリのクロスをジャイディが頭で合わせて起死回生の同点ゴール。

【グループリーグ:第1試合目】
スペイン(Esp) vs. ウクライナ(Ukr) 【H】

6-14, Esp 4-0 Ukr, Leipzig

ESP
前半12分:Xabi Alonso シャビアロンソ MF
前半16分:David Villa ダビド・ビジャ FW
後半02分:David Villa ダビド・ビジャ FW
後半35分:Fernando Torres フェルナンド・トーレス FW

1stハーフ前半、立ち上がりからガンガン攻め込むスペインがCK、FKとセットプレーで立て続けに得点。一方、予選でトルコ、ギリシャ、デンマークと強豪を押し退けて来ただけに期待の掛かったウクライナは、シェフチェンコ頼りの縦パス一本って感じの単調な印象だけが・・・。

2ndハーフ開始早々、スペインにフリーでパスを通されたウクライナDFがペナルティエリア内で痛恨のレッドカード、更にペナルティキックも決められ、これでこの試合は殆んど決まった感が。スペイン4点目は終了も近づいた頃、この試合初めて細かいパスを繋ぎながら流れの中で決めたゴール。

2ndハーフ10分頃には、この日2ゴールのビジャに代わりラウルが登場し、ゴールこそなかったものの動きは良かった。いや〜無敵艦隊エスパーニャやっぱつえ〜なぁ〜、正直よく4-0で済んだなってゲーム内容だった。

この4得点中最も印象的だったのは、やはり流れの中で決めた4点目、、、ハーフウェイライン付近でボールを奪ったDFプジョールが相手陣内へ持ち込み一旦フェルナンド・トーレスへ預けF.トーレスもワンタッチで相手陣内中央付近の味方へ預け、ここもワンタッチで浮かせてペナルティエリア左角付近へフィード、ここまでオーバーラップし再度登場のDFプジョールがそのパスをペナルティエリア内中央へ直接ヘッドで落とし、フィニッシュはDFを振り切って走り込んだF.トーレス、ゴール左へ豪快に突き刺す!・・・登場する攻撃陣は、DFのプジョール、FWのフェルナンド・トーレス、そして画面では確認不可能だったMFかな?謎の味方、この3人でハーフウェイ付近からゴールに至るまで、ウクライナDF陣を翻弄しながら全てほぼワンタッチで展開されたパス交換&フィニッシュ・ショーは、今W杯で魅せられた、又これから魅せられるであろうスーパーシーンのうち3本の指に入るのは間違いない。

一方ウクライナは、開始10分そこそこで先制されたのと、2ndハーフ頭から2人のメンバーチェンジで建て直しに掛かった端からの、あのレッド一発退場PKまで決められ、もう、アレで万事休すだったなぁ。ウクライナ・サッカーは良く知らないけど、アレだけの強豪を破ってのワールドカップ出場はシェフチェンコ一人のだけの力じゃない筈、4-0ってスコアは決して軽くないけど日本の負け方に比べればショックも少ないだろうし、取り敢えず後2試合いいしゲーム見せてもらいたいな。

6-14-06 (wed)

【グループリーグ:第1試合目】
ブラジル(Bra) vs. クロアチア(Cro) 【F】

6-13, Bra 1-0 Cro, Berlin

BRA
前半43分:Kaka カカ MF

いい試合見せて貰いました。スロースターターでまだトップギアに入ってないとは言え、ブラジル圧倒的支配から幾度もゴールへ向かうも、クロアチアのDF陣がペナルティエリア内はがっちり堅守。一方、クロアチアは、運動量を誇り左サイドから攻め上がるFWプルソを中心に数少ないながら決定的シーンを作るも立ちはだかるカナリアDF陣と強面スパイダーGKジーダ。

そんな硬直状態のまま折り返すかと思われた1stハーフ終了間際、ペナルティサークル外正面やや左付近からカカの左足で左サイドを狙い澄ました軟らかい技ありミドルシュートが決まる!巧い!トラップからして完璧だもんなぁ、しかしあの位置で冷静だぁ。。。ゴールこそ割れなかったものの、ペナルティ枠左からファーポストを狙ったロナウジーニョのグラウンダー気味の惜しいシュートや、ワンステップで放ったロベカル印のミドル弾丸も凄かった。

2ndハーフは、1-0の硬直状態が続きながらも途中まで両チームがっぷり四つな好ゲームが展開される中、そこかしこで見受けられたセレソン流試合巧者振り、やはりそれが終了へ向かうに連れいつの間にやら完全にブラジル・ペース、う〜ん流石です。。。ロナウドの動きが今ひとつだったけど、ほぼ正面からフリーで放ったミドルシュートは強烈だった、あと、何が凄いって、当然の如くガッツリ マークされるロナウジーニョが3人4人背負っても尚ボールキープするあの鬼テク。。。まだ一部機能が鈍いこのタレント軍団が各々コンディション上げてきたら・・・う〜、ワクワクするなぁ。

しかしクロアチア、攻守に渡って想像以上にコンディションいいし手強いぞ、こりゃ日本にとっては大変だ。。。えぇ、ジーコジャパンもまだ完全に望みが絶たれた訳じゃないんで、例え微塵でも望み掛けてますとも。

しかし、発煙筒焚いたり、試合中ピッチに乱入したり、何しでかすか判んないクロアチアのサポーターこえぇ〜〜。

【グループリーグ:第1試合目】
フランス(Fra) vs. スイス(Sui) 【G】

6-13, Fra 0-0 Sui, Stuttgart

1stハーフ中盤までは、フランスが圧倒的にボールを支配しながら両チーム様子見な感じだったけど、ミドルエリア付近でファウルを貰ったスイスがフリーキックからゴール前で決定的なチャンスを作るも決めきれず!尾を引かなきゃいいけどってくらい決定的シーンだったなぁ。

この辺りからようやく試合が動き出した感じで、相変わらず圧倒的にボールを支配するフランスのアンリ、リベリィらも決定的場面を作るも、何れも決めきれず1stハーフ終了。

2ndハーフは、相変わらずフランスのボール支配率が上回り決定的シーンを作るもゴールは割れず、対するスイスも少ないチャンスがあったもののやはり0に終わり、結果0-0のドロー。

決定打にかけたというより、1試合目という事で連携等確認しつつも両チーム攻守に渡り持ち味を生かしながら勝点を分け合った感じ。。。しかし、ジダン優雅で柔らかなボールタッチはいつ観ても惚れ惚れ、ほんとに引退しちゃうのかよぉぉおお〜!

【グループリーグ:第1試合目】
韓国(Kor) vs. トーゴ(Tog) 【G】

6-13, Kor 2-1 Tog, Frankfurt

KOR
後半08分:Chun Soo Lee イ・チョンス FW
後半26分:Jung Hwan Ahn アン・ジョンファン FW

TOG
前半30分:Mohamed Kader Cougbadja モハメド・カデル・クバジャ FW

(2ndハーフ中盤~TV観戦 + 結果ダイジェスト・・・) 寝てしまった。。。大歓声に起こされたのが2ndハーフ中盤、アンジョンファン勝ち越しゴールを決めたところだった。それ以前の詳細な試合運びが判らないけど、トーゴは韓国にいいようにボール回されてバテバテだ。結局2-1でタイムアップ、見事韓国が初戦勝利。

ダイジェストで観たところ、前半はトーゴが先制の1点を守って折り返し、後半アンジョンファン投入後にトーゴDFがゴール前でアンに黄ファウルで累積レッドとなって退場、そのフリーキックを韓国が決めてまず同点、そして、僕が起こされたアンの勝ち越しゴール後は、1人少なくバテ気味のトーゴ相手に上手くボールを廻しながら終了ホイッスル待つ感じで、後半途中からしか観てないから韓国が思うように試合運んだ印象大。

何はともあれ、美酒に酔える韓国サポーターが羨ましい

6-13-06 (tue)

【グループリーグ:第1試合目】
イタリー(Ita) vs. ガーナ(Gha) 【E】

6-12, Ita 2-0 Gha, Hanover

ITA
前半39分:Andrea Pirlo アンドレア・ピルロ MF
後半37分:Vincenzo Iaquinta ヴィンセンツォ・インクィンタ FW

(結果ダイジェストのみ)・・・イタリア戦は観たかったなぁ、、頼むよ地上波ぁ〜!

立ち上がりからイタリーワンサイド気味で攻め込んでた様だけど、先制は1stハーフ後半、ショートコーナーから左側ミドルレンジ付近でボールを受け取ったMFピルロが対角線上の右サイドネットへ放った目の醒めるようなミドルシュート!う〜んワールドクラス

結局、2ndハーフ後半にも、カウンターのボール処理を誤ったガーナDFのミスを逃さず、インクィンタ駄目を押して2-0でイタリー初戦勝利!

シュートはポストバーに嫌われてたけど、かなり決定的場面を演出したりと、トッティ健在ぶりもちょっとだけ観れたし、交代要員に甘んじてるけどデルピエロ芝の感覚を確かめる程度の出番もあったようだし、あと2試合+α、、どれかはフルで観れるだろう・・・事を祈って。

【グループリーグ:第1試合目】
チェコ(Cze) vs. アメリカ(Usa) 【E】

6-12, Cze 3-0 Usa, Gelsenkirchen

CZE
前半04分:Jan Koller ヤン・コレル FW
前半35分:Tomas Rosicky トマス・ロシツキー MF
後半30分:Tomas Rosicky トマス・ロシツキー MF

試合開始直後、右サイドを駆け上がったDFグリゲラからピンポイントで2m越えのスキンへッズ コレルの頭へ、強烈なヘディングシュートだったなぁ。そして、ファーストハーフ後半若き司令塔ロシツキーがミドルレンジから無回転で右隅に決めた凄いドライヴシュートと、セカンドハーフ半ばでアメリカの戦意を完全に奪い去るこの試合2点目のロシツキー駄目押し点。

勝負にたらればは禁物だけど、アメリカも、ファーストハーフ半ばポストに嫌われたあのシュートが入ってれば、動き自体悪くなかったからこんなワンサイドにはならなかったんじゃないかな、、サッカーの怖い所だ。

【グループリーグ:第1試合目】
オーストラリア(Aus) vs. 日本(Jpn) 【F】

6-12, Aus 3-1 Jpn, Kaiserslautern

AUS
後半38分:Tim Cahill ティム・ケイヒル MF
後半43分:Tim Cahill ティム・ケイヒル MF
後半46分:John Aloisi ジョン・アロイージ FW

JPN
前半25分:Shunsuke Nakamura 中村俊輔 MF

悔しい〜、何か悔しいって寝てしまったぁ〜!起きたのが後半20分過ぎ、お〜日本勝ってる、でも押し込まれてるなぁ。。。なんて思いながら観せられたのは、スペインリーグで10得点してるとかいうFWのアロイージが入ってからの怒涛の逆転劇・・・それも終了まで10分切ってた僅かな時間内で立て続けの3点、、ていうか同点に追いつかれた後はあれよあれよって感じだったけど。

寝ぼけ半分で頭廻ってなかったけど、書きながら改めて込み上げる悔しさ・・・魔の10分・・・う〜負け試合でも冒頭から観たかったなぁ。

後半30分弱では殆んど流れが判らないけど、日本はガチガチだったのかな?それとも守りに入り過ぎたのか?何れにせよ初戦落としたのは余りにも痛すぎる、、気持ち切り替えてクロアチア戦がんばってくれ〜!

6-12-06 (mon)

【グループリーグ:第1試合目】
ポルトガル(Por) x アンゴラ(Ang) 【D】

6-11, Por 1-0 Ang, Cologne

前半04分:Pauleta パウレタ FW

(結果ダイジェストのみ)。。。ゴール前でのフィーゴのナイスアシストをパウレタが流し込んで1点先制、アンゴラも健闘するも形的に先制の1点で逃げ切ったポルトガルが勝利。

ダイジェストで観る限り、ポルトガルは決定力に欠いたというより、アンゴラの健闘を讃えるべきかも、取り敢えずフィーゴの切れもいいようだしチーム全体も上手く機能してるようだからかなりいけるのでは。

【グループリーグ:第1試合目】
メキシコ(Mex) x イラン(Irn) 【D】

6-11, Mex 3-1 Irn, Nuremberg

MEX
前半28分:Omar Bravo オマール・ブラボ FW
後半31分:Omar Bravo オマール・ブラボ FW
後半34分:Zinha ジーニャ MF

IRN
前半36分:ヤヒア・ゴルモハマディ Yahya Golmohammadi DF

アジアの先陣を切ったイランメキシコを相手に後半途中まで健闘するも、残念ながら飛ばし過ぎで足が止まってしまい、集中力も切れちゃったんだろうね、結局、最後までチーム全体のバランスを崩さずワイドレンジでスピーディなメキシコ特有の巧(ウマ)さが際立った印象。。。ビバ、メヒコ!

【グループリーグ:第1試合目】
セルビアモンテネグロ(Scg) x オランダ(Ned) 【C】

6-11, Scm 0-1 Ned, Leipzig

NED
前半18分:Arjen Robben アリエン・ロッベン FW

前評判通りのオランダの若手ロッベン凄い。試合全体で見ると優勝候補に置けるか?って出来だったけど、そこは、まだ初戦だから。

【グループリーグ:第1試合目】
アルゼンチン(Arg) x コートジボワール(Civ) 【C】

6-10, Arg 2-1 Civ, Hamburg

ARG
前半24分:Hernan Crespo エルナン・クレスポ FW
前半38分:Javier Saviola ハビエル・サビオラ FW

CIV
後半37分:Didier Drogba ディディエル・ドログバ FW

(結果ダイジェストのみ)・・・前半24分リケルメのフリーキックがこぼれた所をクリスポが押し込んでまずアルゼンチンが1点。その後、コートジボワールがアフリカ特有の高い身体能力でゴルドバ中心にかなり押し込むも、前半38分リケルメのスルーパスにサビオラが上手く合わせて2点目。後半終了間際にチェルシー所属のドログバが何とか1点を返すも、アルゼンチンの勝利で決着。

6-11-06 (sun)

【グループリーグ:第1試合目】
トリニダードトバゴ(Tri) x スウェーデン(Swe) 【B】

6-10, Tri 0-0 Swe, Dortmund

(結果ダイジェストのみ)・・・なんとドロー。

【グループリーグ:第1試合目】
イングランド(Eng) vs. パラグアイ(Par) 【B】

6-10, Eng 1-0 Par, Frankfurt

PAR
前半05分:Carlos Gamarra カルロス・ガマーラ DF (own goal)

結局、前半キックオフ直後のベッカムフリーキックが呼び込んだパラグアイオウンゴール1点のみ、これを守りきった形で、まずはイングランドが1勝。。。めちゃめちゃ慎重になってたのか?はたまた、体が動かなかったのか?どうなるイングランド。

【グループリーグ:第1試合目】
ポーランド(Pol) vs. エクアドル(Ecu) 【A】

6-09, Pol 0-2 Ecu, Gelsenkirchen

ECU
前半24分:Carlos Tenorio カルロス・テノリオ FW
後半35分:Agustin Delgado アグスチン・デルガド FW

(結果ダイジェストのみ)・・・ファーストハーフ中盤、ロングスローをゴルバドが流してテノリオが押し込んだヘディングシュートに、セカンドハーフ中後半のデルガドのゴールとエクアドルが2-0で勝利。

拮抗した試合だったようだけど、激戦区南米枠からのエクアドル堅い守り僅かな決定力の違いによる結果かな。

【グループリーグ:第1試合目】
ドイツ(Ger) vs. コスタリカ(Crc) 【A】

6-09, Ger 4-2 Crc, Munich

GER
前半06分:Philipp Lahm フィリップ・ラーム DF
前半17分:Miroslav Klose ミロスラフ・クローゼ FW
後半16分:Miroslav Klose ミロスラフ・クローゼ FW
後半42分:Torsten Frings トルステン・フリンクス MF

CRC
前半12分:Paulo Wanchope パウロ・ワンチョペ FW
後半28分:Paulo Wanchope パウロ・ワンチョペ FW

今大会の初戦を飾ったホスト国ドイツとカリブのコスタリカ。格上のドイツ相手にしなやかな身体能力で肉薄するも、先制の強みを最大限に生かしホスト国の大プレッシャーを追い風に変え、終始優位に試合を進めたドイツが勝利

ペナルティエリア左手前のコーナー付近からファーポストめがけて振り抜いたラームの先制点も凄かったけど、まだコスタリカにも望みが残ってた3-2からのとどめの一発、ミドルレンジからゴールネット右隅にぶち込んだフリンクスの豪快な一撃は、チームがのった象徴的ゴールではないかと。ホスト国がのると怖いぞ〜。

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